L.V. & SEA. tour 2003


2月27日(Thu) 第5日目
 夜が明け、とうとうラスベガスを離れる時間になってしまいました。
 もちろん敗者である私には「タクシー」などという
ゴージャスな乗り物に乗る事は断じて許されません。行きと同じく、[10]CATバスで空港まで向かいます。しかし、またそこで不幸な出来事が・・・
 帰りは、行きで使った路線109ではなく、108のバス停の方が近かったので、そちらに向かう事にしたのですが、バス停まで「あと5メートル」という時に、一台のバスがスーッと
私の脇を通過していったのです。
 当然、そのおかげでバス停で丸々30分待つ事になり、最後の最後まで、
ラスベガスは私に冷たかったようです・・・(涙)

 さて、いつものツアーならここで「帰国一直線」となるのですが、今回は父親の友人であるミチコさんが国際結婚をして住んでいる[32]シアトル2週間ほど滞在させていただく事になっており、今日はそちらへの移動日となりました。
 まず、9:30の便でラスベガス〜サンフランシスコへと移動し、続いて13:10の便でサンフランシスコからシアトルへ向かいました。
 実は今ツアー中、
一番危なかったのが朝のラスベガスでの搭乗手続でした。前述のとおり、ただですらバスで30分遅れたのに、カウンターには50人くらいの人が並んでいるのです。出発まで約1時間強、まともに待っていては間違いなく乗り遅れてしまうので、別カウンターにて手続きをしてもらい、発券を行ってもらいました。また、ゲートまでの手荷物検査でも並びましたが、こちらは比較的スムーズだったので、普通に進むことができ、何とか無事に出発する事ができました。


サンフランシスコの街とゴールデンゲートブリッジ

 シアトルの空港(シアトル・タコマ空港)には15時過ぎに着き、そこからシャトルバスを使って[33]ダウンタウンまで行く事にしました。シアトルへ行くのは初めてなのですが、港町らしく海がすぐに見え、街の中心街も坂が多く
ひしめき合っている印象を受けました。シャトルバスはダウンタウンの中心地である「ボン・マルシェ」というデパートの前で降り、そこからはミチコさんの車で迎えにきてもらい、一路家まで連れて行ってもらいました。
 今日は私が移動で疲れているだろうと見計らったようで、一間を貸していただき、そこでくつろがせてもらいました。


2月28日(Fri) 第6日目
 今日は昼から頼まれごとがあり、ミチコさんが職場で働いている間、二女であるティアちゃんをスポーツジムへと連れて行き、その後、近くのマクドナルドで昼食を取るという、ちょっとしたベビーシッターをする事になりました。
 何でも、アメリカは日本よりも、子供に対する「保護者監督義務」みたいなのが厳しく、「保護者」というより
「責任者」という感じで、ちょっと心配しましたが、途中まではミチコさんの友人の方が一緒でしたので、難なく終える事ができました。

 夜は長女のマヤちゃんの小学校で夕食会が開かれていたので、そこへ行ってスパゲティを食べてきました。この夕食会は体育館で同時に行われている、子供向けボードゲームの展示・販売がメインで、マヤちゃんも何か買ってもらっていましたよ。


夕食会は結構行列ができていました


3月1日(Sat) 第7日目
 さて、今日から3月。土曜日なので子供達の学校もなく、日中はのんびりと家で過ごしました。

 ところで、長女のマヤちゃんが、昨日買ってもらったカードゲーム
”Apples to Apples” がチョット熱かったりするので紹介しましょう。
 手持ちの数枚の手札には、
人名地名物の名前が書かれており、別札で示されるテーマにより近い札を出した人が勝ちとなる単純なゲームです。しかし、出す札によってはテーマの解釈を変えることができ、そこが面白い点です。
 例えば、 ”ODD” (独立しているもの)というテーマなら、一際有名な人物や事柄を選ぶのが順当なのですが、ここで自分は ”UNDER WEAR” (下着)の札を出してみたりすると結構ウケル。(確かに下着は各人違うのが普通だしね)
 あと、逆に一番失敗したのが、”DELICIOUS” (デリシャス:美味)というテーマで、適当な札がなく、知らずに出した ”HOT LAVA” という札。
「HOTなんだから食い物なんだろ」と勝手に思い込んでいたら、何とこれは「溶岩」のことで、速攻「そんなもの食べられないよ」とツッコまれ大爆笑。英語のトレーニングにもなるから、これはなかなかイイ!

マヤ&ティア

 夕方からは、そのマヤちゃんが所属しているクラブのバスケットボールの試合があるという事で、家族揃って応援へ行きました。1クオーター5分のミニゲームだけど、途中までシーソーゲームで大激戦。第4クオーターで一気にこっちのチームがシュートを決めて、
14対6で快勝。その後でみんなで食べたピザも美味かった。


3月2日(Sun) 第8日目
 今日は日曜日。午前中は教会へ礼拝に行くということで、一緒に着いて行きました。教会では神父さんが色々と話をしてくれて、時折、ジョークでも言ったのか、教会内は「おごそか」というより、「なごやか」な雰囲気でした。残念ながら、話の内容までは分かりませんでしたが、途中3曲ほど合唱する局面があり、その時は手元にある歌詞を見て、一生懸命歌いました。どの曲も言わんとしているのは、自然へ感謝し親や友人に敬意を持ちこの世の平和を望んでいるということです。言われてみれば当たり前の事かも知れませんが、どこかでこの気持ちを忘れてしまわないよう、週ごとに礼拝があるのかも知れませんね。


礼拝堂はこんな感じ


桜も咲いています

 お昼過ぎからは、「ノースゲート」と呼ばれるショッピングモールの散策。なかなか広い所で、欲しいものが色々とあったのですが、ベガスでの
負けが祟って、結局買ったのは即席で名前を彫ってもらえるキーホルダーだけ(涙) それも、シアトルはワシントン州なのに、ベースに選んだキーホルダーは「ネバダ」な辺りが自分らしい(笑)

 夜は一家の主であるデイブがディナーを作ってくれました。メニューはチキンと野菜の煮込み、マッシュポテト、アスパラとパンが用意され、ロウソクの明かりだけという厳かな雰囲気での食事はなかなか新鮮でした。


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