1.新千歳空港 (しんちとせくうこう) [New Chitose Airport]
北海道千歳市にある、道内で最も規模の大きい空港。一般的に「札幌行きの便」というのは、この空港行きのことを指す。
2.ユナイテッド航空 (ゆないてっどこうくう) [United Airlines]
全米第2位の大きな航空会社であるが、2002年12月に経営破たんしてしまった。フライト自体に今のところ影響はないが、今後は経営再建の一環として、便数を縮小する可能性は考えられる。
3.第1ターミナル (だいいちたーみなる) [Terminal 1]
成田空港には世界各国の航空会社が乗り入れるため、第1、第2の2つのターミナルがある。建物は新しい第2ターミナルの方が大きいが、今回利用したのはこちらのターミナル。
4.入出国カード (にゅうしゅっこくかーど) [Embarkation Card]
日本出国時に搭乗する飛行機の便名や渡航先などを書いて提出する用紙。
5.サンフランシスコ (さんふらんしすこ) [San Francisco]
今回のツアーで米国内での乗り継ぎを行った都市で、計2回立ち寄った。ちなみに今回訪れた空港の都市記号は、以下の通りです。
CTS・・・新千歳, NRT・・・成田, SFO・・・サンフランシスコ,
LAS・・・ラスベガス, SEA・・・シアトル・タコマ, HND・・・羽田
6.手荷物検査 (てにもつけんさ) [Baggage Check]
飛行機の搭乗にはつきものであるが、米国テロ以降、手続きが周到になり、重ねてイラク情勢の影響もあってか、かなり厳重なチェックが行われていた。
7.ラスベガス (らすべがす) [Las Vegas]
アメリカ、ネバダ州の南に位置する、世界最大規模のエンターティメント・シティ。元々は1931年のギャンブル合法化による「カジノ産業」によって発展してきたが、今は食事やショッピング、ショーやアトラクションなどによる、多角的なレジャーを提供できる都市としても定着している。
8.ダウンタウン (だうんたうん) [Downtown]
地元民や内国人をターゲットにした、比較的小規模なカジノが密集する、昔のラスベガスの中心地。メイン通りである、「フリーモント通り」の両脇に主だったカジノが並び、その上にアーケード状に掲げられた「フリーモント・エクスペリエンス」の電光ショーが有名。
9.フィッツジェラルズ (ふぃっつじぇらるず) [Fitzgeralds]
アイリッシュ(アイルランド人)をテーマにした、カジノホテル。カジノフロアの隣にマクドナルドが併設されている。カジノ自体は、テーブルゲームよりマシンゲーム中心の構成となっている。
10.CATバス (きゃっとばす) [Citizens Area Transit]
「シチズン・エリア・トランジット」の略で、ラスベガスの街を走る市バス。巨大ホテルが立ち並ぶ、ストリップ通りを走行する「301」路線が有名だが、今回利用したのは空港とダウンタウンを結んでいる「108」「109」というマイナーな路線。
11.ストリップ (すとりっぷ) [The Strip]
現在のラスベガスの中核をなす巨大ホテルが立ち並ぶメインストリート。ストリップという名称は通称で、正しくは「ラスベガス・ブルバード」(LasVegas
Boulevard)という。ちなみに、ここでいうストリップとは、「細い一辺」などという意味を持ち、脱衣ショウを意味するものではない。
12.インターネット予約 (いんたーねっとよやく) [Internet reservation]
今回のツアーではインターネットにてホテル予約を行った。手続きはとても簡単で、初めに宿泊予定日を入力し、表示された料金に満足したら、自分の住所やクレジットカード番号を続けて入力する。後は当日ホテルに行けばすでに部屋がリザーブされている。手ぶらが気になる人は、予約完了後に送られてくるメールを印刷して持っていけば確実。クレジットカードのネット利用が不安な人以外は非常に便利な予約手段である。
13.ニューゲーム (にゅーげーむ) [New Game]
ブラックジャック・サイズのテーブルで行われる、新しいタイプのテーブルゲーム。今から5年程前は「カリビアン・スタッド」や「レット・イット・ライド」などが最新のゲームであったが、今はすでに定着しており、ポーカーをベースにした新たなゲームが積極的に取り入れられている。
14.スロットクラブ (すろっとくらぶ) [Slot Club]
各カジノではリピーターを増やすために、ゲームで賭けられた金額累計(勝ち負けの額ではない)に応じて、
”コンプ” と呼ばれる、飲食や宿泊等のサービスが受けられるようになっており、その指標となるポイントカードを発行してもらえる場所。登録は無料で21歳以上であることを証明できるものがあればよい。
15.ペイアウト率 (ぺいあうとりつ) [Payout Rate]
賭け金総額に対する払戻率のことで、この数値が高いほどプレイヤーの負け率が軽減される。もしもこの数値が100%を上回った場合、理論上、ゲームをプレイすればするほど、プレイヤーが儲かるという事になる。
16.ABC STORE (えーびーしーすとあ) [ABC Store]
1965年にハワイのワイキキで第1号店がオープンした、食品、土産、薬などを販売するドラッグストアのチェーン店。当然、ハワイでの知名度は抜群だが、実はラスベガスのダウンタウンにも一軒ある。
17.ギャンブラーズ・ストア (ぎゃんぶらーず・すとあ) [Gamblers General
Store]
ラスベガス最大級のカジノ・サプライ(用品)小売店。正しくは「ギャンブラーズ・ジェネラル・ストア」といい、私がラスベガス滞在時に必ず寄る所として定着している。場所はダウンタウンから徒歩10〜15分程度の距離。
18.カジノグッズ (かじのぐっず) [Casino Goods]
カジノで使われる道具はゲームによって様々なものがあり、例えばブラックジャックなら、「レイアウト」「カードシュー」「カード」「チップ」「ディスカードホルダー」「カッティングカード」などが挙げられる。
19.雨 (あめ) [Rain]
気候的にラスベガスでは年間を通してもほとんど雨が降らないのだが、まれに降ることがある。このめずらしい雨が、「幸運の象徴」か「悲運の前ぶれ」かは各人によって大きく異なっている。
20.プラザ (ぷらざ) [Plaza]
ダウンタウンのフリーモント通りの突き当たりにそびえるカジノホテル。昔はすぐ脇を走る鉄道の駅としても機能していたが、もうその面影はない。
21.コインホッパー (こいんほっぱー) [Coin Hopper]
スロットマシンの払い出し用コインを溜めておくボックス。コイン自体を吐き出すという作業は物理的な動きなため、コイン詰まりなどを起こしたりすることも少なくない。また、当然中が空っぽになったら、その都度補充をしなくてはならない。
22.UNLV (ゆーえぬえるぶい) [University of Nevada, Las Vegas]
ラスベガスにある「ネバダ大学ラスベガス校」のことで、ホテル経営やカジノマネージメントなどの専門的分野においては全米トップクラスと言われている。
23.ディーラースクール (でぃーらーすくーる) [Dealer School]
ラスベガスにはゲストに対してカジノゲームを行う「ディーラー」を養成する学校がいくつもある。スクールでは主に「ゲームルールの掌握」「カードやルーレットボールの扱い方」「賭け金チップの取扱い」「不正を行わない(疑われない)ためのルール」などの学習を行う。
24.ロイヤル (ろいやる) [Royal]
ポーカーの最強手役である「ロイヤル・フラッシュ」(Royal Flush)の略。ビデオポーカーでのジャックポット(大当り)とは、この手役を目の前で成立させることである。
25.フリーモント通り (ふりーもんとどおり) [Fremont Street]
ラスベガス・ダウンタウンの中央を通るメインストリート。
26.フリーモント (ふりーもんと) [Fremont]
その名の通り、「フリーモント通り」に店を構える、老舗カジノ。
27.ゴールデン・ナゲット (ごーるでん・なげっと) [Golden Nugget]
ダウンタウンで最も高級といわれるカジノ。その代わりテーブルゲームのレートも他より少し高め。
28.スターバックス (すたーばっくす) [Starbucks]
「スタバ」の愛称で知られる、コーヒーショップのチェーン店。発祥地であるシアトルでの成功によって、全米のみならず世界各国にも進出している。ちなみに、ロゴマークに描かれている人魚のような生き物は、ギリシャ神話に伝わる「セイレン」という海の精で、魅惑的な歌声で船人を惑わせる、といわれており、そのくらい魅力的なコーヒーを出すという意気込みが込められている。
29.フラットベット (ふらっとべっと) [Flat Bet]
賭け金の上げ下げができるゲーム中においても、常に一律の賭け金でゲームを進めること。ブラックジャックやバカラなどのように等倍返しの種目では、時間とともにほぼ確実に負けていく。
30.メガバックス (めがばっくす) [Megabucks]
この世で最も高い賞金が出る可能性のある$1のスロットマシン。州内にある同系列のマシンをオンラインで結び、賭け金の6%($1に対して6セント)を当選者が出るまで積立てていく、プログレッシブ方式を採用している。なお、当選確率は今まで当選した金額の平均値から逆算して、各リール「512分の1」で、その3乗の「約1億3420万分の1」である可能性が非常に高い。
31.キャッシャー (きゃっしゃー) [Casher]
カジノ内にある、チップと現金を交換する両替所。また、トラベラーズチェックの現金化や、主要外国為替の両替も行っている。
32.シアトル (しあとる) [Seattle]
アメリカ・ワシントン州内で最も大きな都市。北はカナダと隣接しており、3時間ほどハイウェイを走れば、西カナダの大都市、バンクーバーに着くような距離。日本よりも緯度が高いため、気候は比較的寒いが、寒帯気候ではないので雪は降っても積もることは滅多に無い。かわりに雨が非常に多く降り、そのせいか郊外に出ると、恐ろしく成長した巨木が一面に広がる。
33.ダウンタウン (だうんたうん) [Downtown]
シアトルの街の中心地。オフィスビルをはじめ、デパートやレストランなどが建ち並ぶ、観光には欠かせないエリア。決して広くはないが、坂が多いので歩くと意外に疲れる。
34.パイク・プレイス・マーケット (ぱいく・ぷれいす・まーけっと) [Pike
Place Market]
パイク通りの最も海側に位置する、観光名所としても名高い市場。オープンは1907年と約100年もの歴史を持ち、魚介類をはじめとする食品だけではなく、土産品や衣料品、花屋、本屋などバラエティに富んだ店舗がひしめき合っている。
35.サイエンス・センター (さいえんす・せんたー) [Science Center]
ダウンタウンよりも北にある「シアトルセンター」と呼ばれる地域の一角にある科学館。元々は1962年にシアトルで万博が開かれた時に使われた建物が、このような形で残されている。
36.ワシントン大学 (わしんとんだいがく) [University of Washington]
略して「UW」と記される、州最大の大学。学生数は約4万人にものぼり、日本をはじめアジア各国の留学生が非常に多い。ちなみに、大学のマスコットキャラクターは「ハスキーズ」というハスキー犬で、カレッジカラーは「白と紫」のコンビネーション。
37.宇和島屋 (うわじまや) [Uwajimaya]
アジアの食材を中心に扱うスーパー。チャイナタウンの一角にあり、当然アジア人の利用が多い。また、紀伊国屋書店も併設されていて、中華料理を中心としたフードコートも賑わっている。この店、大層儲かっているらしく、「ウワジマヤ・ビレッジ」という賃貸マンションまで、店の裏に建てている。
38.コミュニティ・センター (こみゅにてぃ・せんたー) [Community Center]
いわゆる公民館のような公共施設で、無料または低価格で、地域住民に対してさまざまなサービスやイベントを行っている。
39.ESL (いーえすえる) [English as a Second Language]
英語を母国語としない人を対象とした、英語のスクール。基本的に先生はボランティアとして教えているので、授業に対する費用はかからないが、生徒の定員を超えるとウェイティング・リスト(待ち登録)に入って待たなくてはならない。
40.マカルシュート・カジノ (まかるしゅーと・かじの) [Muckleshoot
Casino]
ワシントン州アーバンにある、州最大のカジノ。このカジノは「インディアン・カジノ」と呼ばれ、アメリカ先住民族(ネイティブ・アメリカン)の経済的な救済と自立を目的に建設されたものである。
41.METRO (めとろ) [Metro]
ワシントン州のキング・カウンティ(郡)内を走るバス網。路線コースと乗降客の量によって、シングルとダブルの2種類の車両があり、いたる所でこのバスを見かける。また、一部の路線はダウンタウンで地下トンネルに入り、そこでの走行は、さながら地下鉄に乗っているかのよう。
42.ポーカー種目 (ぽーかーしゅもく) [Poker Games]
一説ではポーカーには100種類以上のゲームバリエーションがあると言われており、その正確な量を計り知ることはできない。ただ、一般的に戦略性の乏しい「ドローポーカー」よりも、相手のカードが見える「スタッドポーカー」の方が人気が高く、仲間内でのポーカーではオールマイティとして扱える「ワイルドカード」を設けることもある。ちなみに「ロー・ポーカー」とはその名の通り、手札が低ければ低いほど強く、ペア系以外の役は認識しないというルールのポーカー。
43.セント・パトリックデー (せんと・ぱとりっくでー) [St. Patrick's
Day]
3月17日はアイルランドでキリスト教を広めた、セント・パトリックの命日であることから、地元アイルランドでは休日となり、盛大なパーティーが催される。アメリカでは元々アイルランドからの移民だけで行われていた行事だが、「緑」のものを身にまとうという分かりやすいテーマが、アメリカ人の気質とマッチしたのか、現在は国民的な行事となっている。
ちなみに、今回ラスベガスで宿泊したホテル「フィッツジェラルズ」もアイリッシュがテーマとなっており、この日には無料で「グリーンビール」が振舞われるらしい。
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