L.V. & SEA. tour 2003


3月15日(Sat) 第21日目
 残る滞在日もあと2日となりました。昨日から天気がよくなり、今日はとても良い天気だったので、近所を散歩したり、家の庭で子供達と一緒にあそんで過ごしました。
 また、今回の滞在はホームステイということで、大した仕事ではないのですが、食事の準備や片付けを手伝っています。そこで、ちょうど朝炊いたご飯の余りをつかって、みんなのために、おにぎりを作ってあげました。思ったよりも上手くでき、味もバッチリだったので大満足でした。


デイブの家


3月16日(Sun) 第22日目
 僕が帰国する明日、3月17日は[43]セント・パトリックデーという記念日で、今日はそれにちなんだ ”セント・パトリックデー・ダッシュ” と呼ばれるチャリティ・ランニングにデイブ一家と一緒に参加しました。スタート地点はダウンタウンの北にある ”シアトルセンター”[35]サイエンス・センターがある所)から、ゴールは海辺を南下して、シアトル・マリナーズの本拠地として知られる球場 ”セーフコ・フィールド” までの3.6マイル(6km弱)の距離です。一応マラソン形式なのですが、本来の目的は「ガンの研究機関」に当てられるチャリティということで、走るも歩くも自由ですし、記念日に対するお祭りという意味で、仮装をしている人もたくさんいました。自分も最初は走るつもりは全くなかったのですが、周りのペースもあってか、結局完走してしまいました。ところで、走っている時にトンネルの中に入ると、なぜかみんな吠え出すのは一体なんだったんでしょう?。
 気持ちのよい汗をかいた後、昼食としてチャイナタウンで飲茶を堪能。値段の割には味がよく、好きなものを頼めるので、たらふく戴きました。


お祭り感が高いイベントでした

 昼食の後はみんなと分かれて、最後に家族へおみやげを買おうとダウンタウンへ。今ツアーではカジノで痛い目にあったのが尾を引き、
さみしい限りの買い物でした・・・トホホ。
  それよりも最後に感心したことが、今回が最後の乗車になるであろう[41]METROを運転していたドライバー。とにかく乗客、降客、全員に
必ず挨拶をし、応対もとても親切。あそこまでパーフェクトなドライバーが居るのか、と正直感激してしまいました。乗っていた30分間、そのドライバーをずっと見ていたのですが、間違いなく一人残さず挨拶をし、本当に ”完璧” でした。中には「バスだから目的地だけに着ければいい」という、結果だけに価値を置く人もいるでしょうが、そういう人物の心にはどこか空虚な部分が残っているもので、豊かな生き方のヒントは意外とこんな所にあるのかも知れません。


3月17日(Mon)[米国時間]
3月18日(Tue)[日本時間] 第23日目(最終日)
 いよいよ、約3週間の「ラスベガス&シアトル」の旅も終わりを迎えることになりました。あとは、帰国の途につくだけです。飛行機の出発時間は12:35なので、10時ごろに空港へ着くよう、車を出発させてもらいました。
 ところが、ここへきて
車のガソリンが少ない事に気づき、急遽ガソリンスタンドへ立ち寄ることになりました。アメリカのガソリンスタンドは、ほとんどがセルフ式で、自ら機械を操作して注油を行います。ミチコさんが「せっかくだから、最後にトライしてみる?」と勧めてきたので、次回の長期滞在に備え、チャレンジしてみました。とはいっても、大した作業ではないのですが・・・

 1.クレジットカードを注油機に読み込ませる。
 2.注油レバーを持ち上げ、希望のガソリン種類を決める。
 3.レバーを握って、ガソリンを入れる。

あとは、満タンになると勝手に注油がストップするので、レバーを戻して終了です。

 この寄り道があっても、ラッシュアワーを過ぎた道路は渋滞する事もなく、予定通りの時間に空港へ着きました。ここで、ミチコさんとはお別れとなり、挨拶とお礼をして、チェックインへ向かいました。
 空港での発券、荷物検査などはほとんど並ばず、スムーズに通過しました。ただし帰りの便は、行きの時とうって変わって
激混み状態。さらに、指定された席は5人がけシートのド真中でトイレに行くのも一苦労という有様でした。


シアトルとの別れ

 約9時間のフライト後、無事成田に到着し、ここから羽田に向かって帰ることになるのですが、本当なら成田からそのまま千歳へ飛べる便もあり、当初はそれで帰るつもりでした。しかし、航空券を手配した際、
「成田到着が遅れると、乗り逃しのリスクがある」といわれ、安全のために羽田発にしたのですが、これが大失敗。実際は1時間以上も成田に早着し、無駄に羽田まで移動するハメになってしまいました。
 結局、
最後の勝負も負けてしまったブルーな気持ちを引きずったまま、今回のツアーは幕を閉じました。

 



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