ゼロから始めるポーカー講座 第5回 | |
前回まではポーカーの手役(ハンド)について解説しましたが、正しくご理解いただけましたでしょうか?
今回はその復習として、テキサス・ホールデムにおけるハンドの見分け方を学んでいきたいと思います ![]() テキサス・ホールデムは「ホール・カード」と呼ばれる、各参加者が個別に持つ2枚のカードと、「コミュニティ・カード」と呼ばれる、参加者全員で共有する5枚のカードの計7枚を使って、より強いポーカー・ハンドを作って勝負を行います。 ※ホール・カードは別名「ポケット」、コミュニティ・カードは別名「ボード(板)」と言われます。 それでは、もし下記のような状況になった場合は、どのように手札を組めばよいのでしょうか? 《例1》 ポケット:Q ![]() ![]() ボード :7 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 上記は “4-5-6-7” と数字が並んでいるものの、5枚連続では繋がっていないため、ストレートにはなりません ![]() ![]() 結果的にこのハンドは、役無し ![]() 《例2》 ポケット:A ![]() ![]() ボード :Q ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() こちらの手札は、よく見ると “A”, “Q”, “8” のペアが3組もあり、非常に豪華 ![]() ![]() 加えて、“AとQのツー・ペア” の後には、あと一枚しか手札を組み入れられないため、単体では “8” よりも強い “9” が最後の一枚となり、結果的に手札は “A-A-Q-Q-9” という並びになります。 《例3》 ポケット:J ![]() ![]() ボード :10 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回の手札は “Q-J-10-9-8” というストレートと “ハート5枚” のフラッシュがそれぞれ成立 ![]() ![]() 間違っても「ストレート・フラッシュ」の手役にはなりませんのでご注意を・・・ ![]() さぁ、次からはゲーム中に行われる「賭けのラウンド」についての解説が始まりますよ ![]() (第5回完 次回に続く) ![]() ![]() ![]() テキサス・ホールデムでは手札が2枚しかないため、ハンドの完成に少なくとも3枚以上のコミュニティ・カードを用いる必要があります。 その際、最も強いハンドを成立させることができる手札のことを「ナッツ」と呼びます ![]() ナッツは2枚必要な時もあれば、1枚で十分なケースもあります。 例1:ボードが 2-4-6-8-10 (スーツはバラバラ)なら、ナッツは “7-9” で 10-9-8-7-6 のストレート 例2:ボードが 3-7-A-A-A なら、ナッツは “A” 1枚でクワッド(フォーカード) ゲーム中は常にナッツの存在を頭に入れ、自分のハンドがどのくらいの強さに位置してるのかを相対的に計って勝負する必要があるでしょう。 写真を見てください。自分の手札が A ![]() ![]() ![]() 次回に進む 目次へ戻る |
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