ゼロから始めるポーカー講座 第4回
 何とか毎日更新を続けていますが、いつまで続くことやら・・・冷や汗2
まずは今回でポーカー・ハンドの紹介を完結させましょう。

 というものの、これから登場するハンドは成立が困難なものばかりで、あまりお目にかかれませんバッド(下向き矢印)

ドル袋レベル7のハンド:フォー・オブ・ア・カインド [Four of a Kind](通称:フォーカード)

 ある数位の札を4枚とも全て手中に納めるという、非常に難しいハンドです。「フォーカード」はスリーカードと同様、和製英語なので、海外では「クワッド」と呼ばれます。
 クワッドはカード4枚で構成されるため、必ずもう1枚ハンドに関係ないカードを手札に組み入れることになります。
フォー・オブ・ア・カインドの例(クリックで拡大)


ドル袋レベル8のハンド:ストレート・フラッシュ [Straight Flush]

 名前の通り、ストレートとフラッシュ(どちらも前回解説)を同時に成立させるという、ウルトラC級のハンドです。同じスーツで数位が5連続に並ぶため、見た目にも鮮やかで大変美しいハンドですぴかぴか(新しい)
ストレート・フラッシュの例(クリックで拡大)


ドル袋レベル9のハンド:ロイヤル・フラッシュ [Royal Flush]

 ストレート・フラッシュの最高形を特別にこのように呼び、ワイルドカード(いわゆるオール・マイティ)を用いないポーカーでは最強のハンドとなります。
 「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」とも言われますが、ロイヤルは「最上」という意味を持ち、最上の5枚は自動的にストレートの形となることから、普通は「ロイヤル・フラッシュ」と呼ばれます。
ロイヤル・フラッシュの例(クリックで拡大)


 ということで、これにてハンドの解説はおしまいです。

 ポーカーではこれらのハンドの成立を競っていくわけですが、ゲームの途中で行われる「賭けのラウンド」にて賭けチップを出し合うため、上手く立ち回れば、相手のハンド成立を阻んだり、自分より高いハンドを持った相手をゲームから降ろすことができるのです。

 次回は復習を兼ねて、これらのポーカーハンドの見分け方をレクチャーしたいと思います。

(第4回完 次回に続く)

鉛筆今日の用語鉛筆
 クリップデュース(Deuce)

 ポーカーでは“2”の札のことを特別に「デュース」と呼びます。これは、「ツー・ペア」といったハンドの名称とカードの数位を混同させないためです。
 ちなみに“3”は「トレイ(Trey)」と呼ぶのですが、こちらはちょっとマイナーかも。
 “4”以上の数字は、そのままフォー、ファイブ、シックス・・・と呼んでいきます。

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