ゼロから始めるポーカー講座 第3回
 前回はポーカーで採用されている手役(ハンド)を弱いほうから順番に解説しました。
今日はその続きで、レベル4のハンドから紹介です指でOK

ドル袋レベル4のハンド:ストレート [Straight]

 5枚の手札が連続した数位で並べば成立します(例:5-6-7-8-9)。カードのスーツは異なっていて構いません。
 ストレート同士では、より高い数位を用いたものが強くなり、“A-K-Q-J-10”が最高の並びです。
 なお、ストレートに限り、特別に“5-4-3-2-A”という並びも認められます。ただし、この場合は最弱のストレートと見なすのが通例です。
ストレートの例(クリックで拡大)


ドル袋レベル5のハンド:フラッシュ [Flush]

 先ほどのストレートが数位を用いたのに代わり、こちらは5枚の手札が同一のスーツで揃えば成立します。
 数位は一切問いませんが、フラッシュが2名以上に成立した場合は、より高い数位で構成されたフラッシュが強くなります。
 注意すべきは、スーツで優劣を判定しないことです。仮に5枚の数位全てが同じ並びなら、引き分けになります。
フラッシュの例(クリックで拡大)


ドル袋レベル6のハンド:フルハウス [Full House]

 5枚の手札のうち、3枚が同じ数位で揃い(スリー・オブ・ア・カインド)、かつ残りの2枚も別数位のペアとなった状態です。
 フルハウスは一般的に成立するハンドの中では最も強いため、この手で負ける可能性はかなり低いのですが、テキサス・ホールデムでは「コミュニティ・カード」を用いてゲームを行われるため、フルハウス同士の対決も頻繁に発生します。
 フルハウスの優劣は、最初に3枚揃いの数位を比較し、決着がつかなければ2枚のペアの数位を比べます。
 仮にペアも同じランクだった場合は引き分けです。
フルハウスの例(クリックで拡大)


レベル7からは滅多に出現しないレアなハンド達です・・・

(第3回完 次回に続く)

鉛筆今日の用語鉛筆
 クリップドロー(Draw)

ストレートやフラッシュのハンドは、5枚のカード全てが条件を満たさなければ成立せず、4枚揃いで、あと一枚を待っているテンパイ状態の時を「ドロー(引き目)」と呼びます。
ストレート・ドローならストレート待ち、フラッシュ・ドローならフラッシュ待ちという意味です。

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