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日本カジノ学会・研究の集い 式内容 | |
とき 2002年10月17日 20時〜22時 ところ ホテル東京センチュリーハイアット「天平の間」 <プログラム> 19:50 カジノゲームの実演・解説 20:30 日本カジノ学会理事長 室伏哲郎 挨拶 乾杯〜食事 スピーチタイム ・作家 猪瀬直樹 [時間消費文化] ・東京大学教授 梅沢忠雄 [租界都市計画] ・作家 松井政就 [賭けに勝つ人 嵌る人] ・エコノミスト 紺谷典子 [女性と賭け] ・日本大学教授 板倉宏 [カジノ法] ・バーズウッドカジノ元社長 松井登史 氏 [私がNO.1カジノを経営したころ] ・元カジノスーパバイザー Jake Hudson 氏 [ディーラー管理養成の秘訣] 22:00 閉会 |
式典に参加してみて・・・ | |
今回の式典の参加者は約200名ほどで、中にはテレビなどに出演する著名な作家や教授、また、衆議院議員の方もお見えになっていました。 ちょっと会場は狭かったような印象を受けましたが、その分賑やかな雰囲気でした。 開門してすぐの時間帯は会場の両脇で、「ルーレット」「ブラックジャック」「ミニバカラ」「スロットマシン」4種類のカジノゲームの実演が行われていました。 なお、スロット以外のゲームはイベント会社より、ディーラーが派遣されていました。 その後、午後8時半より日本カジノ学会理事長の室伏哲郎氏による挨拶があり、続けて、同組織の理事である、作家の猪瀬直樹氏から乾杯が行われました。 乾杯のあとは、しばらく食事&参加者同士が面談する時間となり、私も名刺交換などを行い、食事のサーブが一段落着くと、有識者によるスピーチが始まり、様々な方面からカジノ誘致に向けた話が繰り広げられました。 しかし、私の素直な感想としては「まだまだ上辺の話が多いなぁ」と感じました。 確かに1000億近い収益と1万3千人の雇用が見込め、税金もそれに応じた莫大な金額となることは凄いのですが、いかんせん、肝心の「法律改正の話」や「カジノ反対派の説得」、また、実際にカジノを設立する際に必要な、「ディーラー等の人材育成」の話はほとんど聞くことができず、最後のほうでやっとそれらしい話が出てきたといった所です。 ただ、その頃には既に参加者の半分ほどが会場を後にしており、肝心な「誘致までの道のり」については一部の方達にしか伝わる事ができず、残念に思いました。 とはいっても、カジノ誘致に向けた意思表明や、それに対する期待はかなり高い事を認識することができ、私も「一層、本格的に活動しなければ」と思わせてもらえたことは大きな収穫だったと思います。 また、スピーチをされた元カジノスーパバイザーのジェイク氏や、米国スロットマシンの最大手IGT(International Game Technology)の方ともお話しができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。 ![]() 総評としては、話にあまり出なかったため、「法改正」はかなり厚い壁であろうと感じ、カジノ解禁はどんなに早くても、まだ3年程かかるのではないかと思いました。 しかし同時に、遅かれ早かれ、いずれカジノは日本にも登場する事になると見ています。 どうしても現在は前例がないためにリスクが恐ろしく、二の足を踏んでいる状態ですが、最終的には財政難などで運営を切望する自治体を中心に解禁へと向かっていくと考えられます。 私も今のうちに、さらなるスキルと知識を磨き、来るべき日に備えて活動していこうと思い、会場を後にしました。(了) |
東京都庁カジノイベント情報 | |
ここでは、去る10月17,18日に行われた「東京都庁展望台カジノイベント」について、いくつかの情報を手に入れることができましたので、こちらにて記載させていただきます。 ・都庁イベントの正しい企画名は「新たな観光資源カジノ」。 ・開催日時は17日が18時〜,18日が18時半〜,閉会はいずれも20時。 ・夕方の本番前に報道陣による取材時間が2〜3時間ほどあった。 ・参加者は招待者のみで約600名。ただし、2日間の合計人数なのかは不明。 ・ゲームはルーレット5面、ブラックジャック5面、ビッグシックス1台、スロットマシン数十台。 ・カジノテーブルは日本のカジノ機材会社「MGM」(マツイ・ゲーミング・マシン)の提供。 ・スロットマシンはゲームメーカー大手「コナミ」の提供。 ・ディーラーは20名。テーブルでゲームを進行する係と、フロアを徘徊して説明等をする係がある。 ・都知事は挨拶のあと、ルーレットとスロットマシンを少しだけプレイして会場を去った。 ・都庁下では、婦人団体が「カジノ誘致反対」デモを行っていた。(未確認情報) |
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