いまさら説明することでもないとは思いますが、カジノとはカードやダイス、ルーレットなどのゲームにお金を賭けて(カジノ内では現金ではなく専用のチップという駒を使う)、そのゲームの勝敗によって、チップが増減していくものです。

 世界の国のあちこちにカジノがあり、国や州によって経営組織や入場年齢制限が決められていたり、店によってホテルと一緒にカジノ施設があったり、他のカジノには無いオリジナルのゲームがあったりもします。

 たとえばヨーロッパのカジノ全体的に豪華で、入場するにもタイ着用などのドレスコードを求められたり、入場料がかかったりします。当然カジノ内も上品な雰囲気があります。逆に、アメリカやカリブ海などにあるカジノカジュアルでTシャツ、短パンでも入場OK、なんてのも珍しくはありません。

 さて、実際カジノで遊ぶためには、まず現金をゲーム用のチップにチェンジ(交換)してもらいます。チェンジはキャッシャー(両替所)、もしくは遊びたいゲームのテーブルで直接ディーラーに渡すことで行えます。
 ただし、テーブルでチェンジする場合は現金をテーブルの中央ぐらいに置き、ディーラーへ手渡しはしないで下さい。これは、チェンジした額を責任者(ピットボス)や監視カメラにきちんと確認させるためです。

 チップを手に入れたら実際にゲームをして遊びます。ただし、ここでもいくつかのマナーがあります。まず、カードやダイスなどのチップ以外のカジノ用具はテーブルの外へ持ち出すことを禁止されています。(すり替えなどの不正防止のため) また、カジノはプライベートな施設であるので、勝手に写真を撮ることもできません。最後に、これが一番やっかいな事なのですが、他人のプレイに口を出すことは最悪のマナー違反です。友達ならいざ知らず、いくらお金がかかっているとはいえ、全くの他人に文句を言ってしまうような人にはカジノで遊ぶ資格はありません。まだまだ、カジノにはいくつかのマナーがありますが、これは不正防止や他のプレイヤーが気持ち良く遊ぶために必要なものですので、忘れないよう心掛けてください。

 ゲームを止めたくなったらどうすればよいのでしょうか?
答えは簡単、いつでも止められます。チップを手元に残したまま、テーブルにはチップを賭けないで、その場を立ち去ればいいだけです。
 ただ、もしもそのテーブルで大きく勝ったりディーラーが親切だったと思った時は、小額のチップで良いので、去り際にディーラーに渡してあげてください。大抵のカジノでは喜んで受け取ってくれます。(これをティップという)

 最後に、手持ちのチップをキャッシャー(両替所)で現金にチェンジしてもらえば終わりです。中にはカジノ毎に違うデザインである、チップを記念として、換金せずに持ちかえる人もいます。私もその内の一人なのですが…
 それでは、この後は実際に遊ぶゲームのルールや賭け方についてご覧下さい。