ここではカジノで用いられる専門用語を辞書形式でまとめたページです。
分からない単語を調べたり、実際にゲームで使ってみたりと、
様々な場面でご活用ください。

索引 単語(英語表記)
意味
アール・エヌ・ジー (RNG) スロットマシン等のマシンゲームにおいて、出現する絵柄やカードを決定するために用いられる、無作為に番号の抽出を行う装置のこと。ランダム・ナンバー・ジェネレーター(Random Number Genelator)の略。
アイ・イン・ザ・スカイ (Eye in the sky) 各カジノテーブル上に設置されている監視用のカメラを指す言葉。ゲームのビデオ記録を行うことで、トラブル裁定時の証拠としたり、プレイヤーまたはディーラーが行う不正を調査したりする目的で導入されている。
アウトサイド・ベット (Outside Bet) ルーレットで直接数字には賭けず、色や列などの数字のグループに対して賭ける方法。特徴としては当たる確率が高いため、当選確率は高いが、一度に大きな倍率での配当は得られない。 ⇔インサイド・ベット
アクション (Action) 様々なカジノゲームにおいて、各プレイヤーが選択できる行動。例えば、ブラックジャックでは ”ヒット”,”スタンド”,”スプリット” などの戦術がこれに当たる。
アップ・カード (Up Card) 表向きに配られたカード全般を指す言葉であるが、ブラックジャックではディーラーが1枚だけ見せている札をこう呼ぶ。 ⇔ホール・カード
アンティ (Ante) ポーカー系のゲームでよく用いられる用語で、”ゲームの参加料” を意味する。
イーブンマネー・ベット (Evenmoney Bet) ルーレットなどで、勝つと賭け金と同額(イーブンマネー)が配当として得られる賭けの種類。ルーレットでは ”赤/黒”,”奇数/偶数”,”前半/後半” の賭けをまとめてこう呼ぶ。
インサイド・ベット (Inside Bet) ルーレットで、数字の上や数字をまたがって賭ける方法。当選確率は総じて低いが、当たれば高配当が付くのがその特徴。 ⇔アウトサイド・ベット
インシュアランス (Insurance) ブラックジャックでディーラーのアップ・カードが ”A” の時に、プレイヤーが加入できる保険。ディーラーにブラックジャックが完成した場合に限り、保険金に対して2倍の配当が付く。それ以外の時は保険金は没収される。
ウィル/ウィール (Wheel) ルーレットでゲームの当選番号を決めるために用いられる、数字の割り振られた円盤。大別して世界には3種類ルーレットウィールがあり、ルーレット以外のゲームでも、円盤状・車輪状のものは全てこう呼ばれる。
ウィール・オブ・フォーチュン (Wheel of Fortune) 垂直に取り付けられた大きな円盤をディーラーが回し、最終的にその円盤がどの枠で止まるかを当てる簡単な余興ゲーム。「Money Wheel」、「Big Six」 などとも呼ばれる。
オリジナル・ベット (Original Bet) ゲーム開始時に置いた最初の賭け金。例えば、ブラックジャックでダブル・ダウンを行う場合は、オリジナル・ベットと同額まで賭け金を追加で出すことができる。 ⇒ダブル・ダウン
カード (Cards) いわゆる ”トランプ” のことであるが、海外では「プレイング・カード」とか単に「カード」 と呼ぶのが普通である。カードは52枚を一組とし、それぞれ4種の柄(スーツ)と13段階のランクが付けられている。 ⇒スーツ
カード・カウンティング (Card Counting) ブラックジャックやライブ・ポーカーなどのゲームで、既出のカードを記憶しておくことで、以降出現するカードを推測し、ゲームを有利に運ぼうとする技術。
カジノ・マネージャー (Casino Manager) カジノ組織の中で最も役職の高いポジション。大きなカジノになるとこの下に、”テーブルゲーム”,”スロット”,”キノ/ビンゴ” などの部門ごとのマネージャーが必要になる。
カッティング・カード (Cutting Card) カードの山の底に付けて、一番下のカードを見せないようにするための道具。普通のカードよりも一回りほど小さく、プラスチック等の材質でできている物が多い。
カリビアン・スタッド・ポーカー (Caribbean Stud Poker) 5枚のカードを交換なしでディーラーと勝負する方式のポーカー。最終的に勝負するには、アンティの2倍の賭け金を追加しなくてはならないが、ディーラーに一定の手役が完成していない場合は自動的に勝ちとなる。
キノ (Keno) 1〜80までの番号の中から無作為に選ばれる20個の数字を予測して賭けるゲーム。予想する数字は1つから最大15個まで可能。選択した数字の総数と当選した数字の個数によって配当は異なる。
キャッシャー (Casher) カジノ内に設置されている両替所のこと。「メインケージ」などとも呼ばれ、スロットマシン専用の両替所と区別する場合もある。セキュリティ上、キャッシャーは通常出入り口から遠い場所に置かれることが多い。
クラップス (Craps) 2個のダイスを使って行われるカジノゲーム。シューターと呼ばれるダイスの投げ手が、「ポイント目」を作り、7の目を出す前に、再度そのポイント目を再現できれば勝ちとなるのが基本的なルール。
コーナー・ベット (Corner Bet) ルーレットの賭け方の一種。レイアウト上で4つの隣接する数字に賭けるもの。配当は8倍。
コミッション (Commission) カジノ側がゲーム勝者の賞金から徴収する手数料。ライブ・ポーカーやパイガオ・ポーカー、バカラのバンカー賭けなどで課せられる。
コミュニティ・カード (Community Card) ポーカー系のゲームで、参加者全員の共通の持ち札として扱われるカード。テキサス・ホールデム、レット・イット・ライドなどのゲームで用いられる。
コラム・ベット (Column Bet) ルーレットの賭け方の一種。”1,4,7,10〜31,34” のようにレイアウトの縦一列の12数字に賭けるもの。配当は2倍。
コンプ (Complimentary) カジノ側が一定以上の賭け金で繰り返しゲームを行う顧客に対して、食事や宿泊等の無料(割引)サービスを提供することで、顧客の再訪と長期滞在を期待する営業戦略。
サイジング (Sizing) 数枚のチップが重なった場所の真横に手持ちのチップを降ろし、人差し指をスライドさせることで、同枚数のチップ山を複製する技術。
サイド・ベット (Side Bet) ゲームの本来の進行とは独立して行われる余興の賭け。カリビアンスタッド等で$1を賭けるジャックポットがこれに相当する。サイド・ベットは基本的にハウス・エッジ(控除率)が高く、不利な賭けであることが多い。
サベイランス (Surveillance) カジノ内で行われているセキュリティの一つで、監視カメラを使ってカジノ全域の様子を記録し、不審な行動を注視したり、トラブルの早期発見を行ったりする。
サレンダー (Surrender) ブラックジャックでは賭け金の半額を無条件に差し出すことで、ゲームから降りるルールのことを指すが、他のゲームでは単純に賭け金全額を放棄し、負けを認めるアクションとして捉えられることが多い。
シック・ボー (Sic-Bo) 3個のダイスをかき混ぜ、その出目合計や組合せを当てるもので、アジアやオーストラリアで人気のあるゲーム。100倍を超える倍率もあるのが魅力だが、その分、ハウス・エッジ(控除率)も高い。
シックス・ナンバーズ・ベット (Six Numbers Bet) ルーレットの賭け方の一種。6つの連続した数字に賭けるもので、配当は5倍。
ジャックポット (Jackpot) スロットマシン等のゲームで、一回の賭け金に対して、数百倍の配当を一度に得るような大当たりを指す言葉。
シャッフル (Shuffle) カードを混ぜ合わせる行為。カジノでは通常、「リフル」と呼ばれるシャッフル方法を用い、途中にカードの「ストリップ」を織り交ぜるのが一般的。
シュー (Shoe) 4組以上のカードを使用するゲームでは、ディーラーがカードを手で持ちきれないため、それらのカードを格納しておき、上から一枚ずつ取り出せるようにした箱型の道具。形が靴に似ていることから「シュー」と呼ばれる。
シュー・ゲーム (Shoe Game) 4組以上のカードをシューに格納して行うゲームのスタイル。 ⇔ハンドヘルド・ゲーム
シューター (Shooter) クラップスにおいて、テーブル全員のプレイヤーを代表してダイスを投げる人。シューターがテーブル上の賭け金全ての運命を握っている。
ショー・カード (Show Card) 新しく開封したカードの組に過不足が無いか、プレイヤーの前で広げて確認を促すセレモニー。
シンボル (Symbol) スロットマシンなどで用いられている絵柄のこと。「トップ・シンボル」といえば、その台で最も価値の高いシンボルであることを指す。
スーツ (Suits) カードに付けられている4種類の柄のこと。王侯貴族の剣を表す「スペード」、聖職者の杯を表す「ハート」、商人の貨幣を表す「ダイヤ」、農民のこん棒を表す「クラブ」が各スーツのルーツであるとされている。
スタック (Stack) 複数枚のチップ(チェック)が積み重なった状態を指す言葉であるが、通常カジノで「1スタック」といえば、20枚のチップを一山にしたものを意味する。
スタンド (Stand) ブラックジャックで現在の点数のままでディーラーと勝負する際に選択する行動。スタンディング(Standing)または、ステイ(Stay)ともいう。また、バカラで3枚目のカードを引かない場合を指す言葉でもある。
ストラテジー (Strategy) プレイヤーが最も負けを少なくするために、一定のゲーム進行手順を戦略としてまとめたもの。「ベーシック・ストラテジー」などとも言われる。
ストリート・ベット (Street Bet) ルーレットの賭け方の一種。横に並んだ連続した3数字に対して賭けるもの。配当は11倍。
ストリップ (Strip) 片手でカードの山を持ち、反対の手の指で10枚程度をつまんで落としていくシャッフルの一種。⇒シャッフル  また、ラスベガス市内の巨大ホテル街を横切る大通り(Las Vegas Boulevard)の俗称でもある。
ストレート・アップ (Staright Up) ルーレットの賭け方の一種。一つの数字だけを選んで、その番号だけに賭けるもの。配当はルーレットで最も高配当の35倍。
スピン (Spin) ルーレットでディーラーが玉を投げ入れること。または、ウィール・オブ・フォーチュンなどの盤を回転させること。スロットマシンでリールを回す時に押すボタンの名称でもある。
スプリット (Split) ブラックジャックで初めに配られたカードが同数位のペアの時、最初の賭け金と同額を新たに賭けることで、カードを二手に分け、それぞれ独立した勝負を行うこと。スプリッティング・ペア(Splitting Pairs)とも呼ばれる。
スプリット・ベット (Split Bet) ルーレットの賭け方の一種。二つの数字を跨ぐ線上に賭け金を置くもので、当った時の配当は17倍。
スポーツ・ブック (Sports Book) 競馬にはじまり、野球、バスケットボール、フットボール等の様々なスポーツの勝敗結果を予測する賭け。スポーツ・ブックは専用のブースが設けられており、実際にテレビ画面で試合を観戦することも可能。
スロット・マシン (Slot Machine) 20世紀のカジノで最も収益を上げることに貢献したゲーム。現金硬貨または専用トークンをマシンに投入し、レバーを引くかスピン・ボタンを押すことで、リールが回転し、絵柄が揃えば賞金が支払われる。
セキュリティ (Security) カジノ内での不正やトラブルを防止するために、警備に当たる部門。
ソフト・ハンド (Soft Hand) ブラックジャックで”A”のカードを含んだ手札の計算を行う場合、”A”を11点として数えた合計点数をソフト・ハンドという。 ⇔ハード・ハンド
タイ (Tie) バカラで、プレイヤーとバンカーの点数が同点で引き分けとなること。ブラックジャックでは引き分けのことを「プッシュ」と呼ぶことが多いが、意味は全く同じである。
ダズン・ベット (Dozen Bet) ルーレットの賭け方の一種。「ダズン」とはダースのことで、連続する12数字に対して賭けるもの。”1st. Dozen” は1〜12番、”2nd. Dozen” は13〜24番、”3rd. Dozen” は25〜36番までが対象となる。配当は全て2倍。
ダブル・ダウン (Double Down) ブラックジャックで最初に配られた2枚のカードから、あと一枚だけ引くことを条件に、賭け金を最大2倍にまで増やせるルール。ダブリング・ダウン(Doubling Down)や、単にダブル(Double)とも呼ばれる。
チーティング (Cheating) チート(Cheat)とはゲーム進行における、不正やイカサマを指す言葉。プレイヤーが行うもの、ディーラーが行うもの、カジノ全体が組織的に行うものなど、様々なケースのチーティングが考えられる。
チェック (Cheque/Check) カジノでゲームの勝ち負けによってやり取りされる「コマ」のこと。「チップ」という呼び名が一般的だが、チェックともいう。現金に相当する物なので、扱い方が厳密に定められている。
チェンジ・パーソン (Change Person) スロットマシンのエリアを専用のワゴンを押しながら巡回し、プレイヤーの両替に応じる係員。低い金額ならジャックポットの支払いを担当することもある。
チップ (Chip) ゲームの勝ち負けでやり取りされる「コマ」の一般的な呼び方。チップにデノミネーション(金額の額面)がプリントされているものを「チェック」。そうでない物を「チップ」と呼び分ける場合もある。
チップ・トレイ (Chip Tray) カジノゲームのテーブルで、ディーラーの手元にある配当用のチップ(チェック)を格納しておく、金属製の器。チップ・ラックなどとも呼ばれる。
ツー・トゥー・ワン・ベット (2 to 1 Bet) 一単位の賭け金に対して、配当が2倍(2 to 1)になる賭け方。ルーレットでは「ダズン・ベット」と「コラム・ベット」、ブラックジャックでは「インシュアランス」がこの賭け方に当たる。
ディーラー (Dealer) ゲストであるプレイヤーとゲームで対戦するカジノ側の従業員。各種ゲームの進行を手順通りに行い、またゲームに不正がないよう気を配り、テーブルの雰囲気にも一役買う、カジノ最前線の係員。
ディスカード (Discard) ゲームに使用しないカードのこと。ブラックジャックなどで一度使い終わったカードもディスカードとなり、次回のシャッフルまで所定の場所に集められる。または、カードを捨てる行為そのものを指す意味でも用いられる。
ディスカード・ホルダー (Discard Holder) ディスカードを集めておく、専用のカード置き。ディーラーの右手側に設置しておく。
ティップ (Tip) サービスに対して支払う「心づけ」のこと。ディーラーの収入の大部分を占めるケースも多いが、一方ではこのティップを禁止している国もあり、その捉え方には違いが見られる。TOKES(トークス)とも呼ばれる。
テーブル (Table) 各種カジノゲームを行う台。ブラックジャックやルーレットなど、ディーラーが着くゲームを「テーブルゲーム」と呼び、スロットなどのマシンゲームと区別される。
テーブル・リミット (Table Limit) 賭け金の上限と下限を定めたもので、この範囲を超えた賭け金はカジノ側は受け付けない。ゲストの多い時間帯や週末などは、この金額範囲が引き上げられるケースが多い。
デック (Deck) 1組52枚(またはJOKERを含んだ53枚)のカードの組数。「デッキ」とも。
デノミネーション (Denomination) 金額の額面を表す言葉で、チップ(チェック)の金額単位や、マシンゲームでの1ゲームにおける賭け金の最小単位を示すときに用いられる。「デノミ」と略して呼ぶこともある。
トゥー (To) 配当の倍率を示す表記方法の一つで、賭け金に対してカジノ側から支払われる純粋な倍率。”to”の前に配当比率、後に賭け金比率が入る。 ”3 to 2” といったら、賭け金2に対して3の配当という意味。 ⇒フォー(For)
トゥエンティ・ワン (Twenty One) ブラックジャックのゲーム名の別称。またゲーム中、3枚以上で完成した21点を、2枚で完成した21点であるブラックジャック役と区別する場合に、こう呼ぶことがある。 ⇒ブラックジャック
トークン (Token) スロットマシンに投入する専用のコイン。
ドロップ・ボックス (Drop Box) テーブルゲーム上でプレイヤーが現金を出して、チップ(チェック)を購入した際、売上となった現金を格納しておく専用の箱。これは定期的に回収され、チップ・トレイの金額などと突き合わせて収益を勘定する。
ナチュラル (Natural) バカラで最初に配られた2枚の札の合計点数が、8点または9点の時にこう呼ばれる。また、ブラックジャックで最初の2枚で完成した21点を「ナチュラル・ブラックジャック」と呼ぶこともある。
ハード・ハンド (Hard Hand) ブラックジャックで”A”のカードを含んだ手札の計算を行う場合、”A”を1点として数えた状態での合計点数。広い意味では”A”を含まない全ての手札の点数をハード・ハンドとも呼ぶ。 ⇔ソフト・ハンド
パーミング (Palming) 手のひらを使って、チップやカードを隠し持つ、チーティングの一種。  ⇒チーティング
パーレイ法 (Parlay System) 賭けで得た賞金を、全額次回の勝負につぎ込むこと。仮に負けても、最初の賭け金だけしか失わないためリスクは低いが、連勝しなければ確実に手元の資金が減っていく。 ⇔マーチンゲール法
ハイ・ローラー (High Roller) カジノで大金を賭ける顧客のことで、上客として丁重なもてなしを受ける。その基準はカジノのグレードにより様々だが、最低でも$1,000以上は賭け続けられるほどの資金が必要であろう。
パイガオ・ポーカー (Pai-Gow Poker) 各人に配られた7枚のカードを「5枚のハイハンド」と「2枚のローハンド」に分け、それぞれのハンド毎にバンカー役と勝負するチャイニーズ・ポーカーの亜流。パイガオとは中国に伝わる「天九牌」を用いたゲームのこと。
ハウス・アドバンテージ (House Advantage) ハウス・エッジと同義のもので、ゲームの勝者が得る賞金から、一定の割合を天引きして支払い、その差し引いた分をカジノの収益とするもの。 ⇒ハウス・エッジ
ハウス・エッジ (House Edge) カジノの収益を生むためには無くてはならないもので、各ゲームにおいて本来当選する確率上の倍率よりも少ない倍率にて実際の配当を行うことで、その差額をカジノ側の利益とするもの。「控除率」。 ⇒リターン
バカラ (Baccarat) イタリア語で0(ゼロ)すなわち「破産」を意味する、いわくつきのゲーム。本来は一人のバンカー役に対して複数のプレイヤーが対戦する形のゲームであったが、アメリカに渡った際に改良され、現在の形となった。
バスト (Bust) ブラックジャックで21を超えて失格となった状態を指す用語。「Over」や「Break」、「Too Many」という言葉を用いて表現されることも多い。
バンカー (Banker) 本来は胴元、つまりカジノ側を指す言葉であるが、旧式のバカラやパイガオ・ポーカーなどではプレイヤーがバンカー役を引き受けることができるため、一概にカジノ側という意味にはならない。 ⇔プレイヤー
ハンド (Hand) 直訳どおり ”手” のこと。手持ちのカード点数やポーカーなどの手役を指すときに用いる。
ハンド・ペイ (Hand Pay) スロットマシンなどで大当たりを引き、マシンから直接賞金の支払を行わずに、係員による手渡しで賞金を受け取ること。
ハンドヘルド・ゲーム (Handheld Game) 2組以下のカードを手で持ち、ピッチングによる方法でカードを配る、古いスタイルのブラックジャック。 ⇔シュー・ゲーム
ピッチング (Pitching) カード配布の方法で、手で持ったカードを一枚ずつ弾いて配る技術。
ピット (Pit) 数台のカジノゲームを一つの島にしたもので、カジノ側がゲームを管理するエリアの単位となる。
ヒット (Hit) ブラックジャックで、持ち点を21点へ近づけるためにカードを追加して引く行動。Hitting(ヒッティング)とも。
ピット・ボス (Pit Boss) ピット内で最も強い権限を持ち、そのピット内のゲーム全てに対して、一切の責任を負う管理責任者。
ビンゴ (Bingo) 1〜75番の中から無作為に選ばれる番号を、手持ちのビンゴシート上にマークしていき、いち早く、所定の列数やデザインを完成させた人が勝ちとなるゲーム。パーティーやチャリティ会場で行われることも多い。
ファイブ・ナンバーズ・ベット (Five Numbers Bet) ルーレットの賭け方の一種。”0, 00, 1, 2 ,3” の5種類の数字に賭けるものだが、ダブルゼロ(00)がある以上、当然アメリカンタイプのルーレットにしかこの賭け方は存在しない。
フェイス・カード (Face Card) フェイス(顔)のある札。すなわち、ジャック、クィーン、キングの絵札のこと。
フォー (For) 倍率の表記方法の一つで、カジノ側から支払われる純粋な配当に、元の賭け金を含んだ倍率。”for”の前に払戻し比率、後に賭け金比率が入る。 ”3 for 2” なら、2の賭け金が3となって戻ってくる。 ⇒トゥ(To)
プッシュ (Push) 引き分けのことを指す言葉で、主にブラックジャックでよく用いられる。  ⇒タイ
プラッキング (Plucking) チップの集め方の一つで、ラックから直接チップを指でつまんで拾い上げる方法。
ブラックジャック (Blackjack) カードを組み合わせて、ディーラーよりも21点に近ければ勝ちとなるゲーム。世界で最も設置台数が多い。また、”A”と ”10点札”の組合せをブラックジャック(役)と呼ぶ。
プレイヤー (Player) カジノでゲームに参加する顧客のこと。また、バカラでは、バンカー・サイドに対峙する枠としてプレイヤー・サイドが設けられているが、特殊なバカラのゲーム形式を除き、顧客としての意味は持たない。
フロア・パーソン (Floor Person) ディーラーのゲーム進行や両替の監視、トラブルの裁定などを行う人物で、ディーラー直属の管理者となる。小規模のカジノでは、ピット・ボスがフロア・パーソンを兼任して直接ディーラーを管理する場合もある。
プログレッシブ (Progressive) ジャックポット等の高額賞金があるゲームで、その賞金が積み立てられていく形式のものをこう呼ぶ。通常、ゲーム毎に$1程度でジャックポットの権利を買い、その内の一定割合を積立金に当てる方式が取られる。
ベット (Bet) 「賭け」を意味する単語。ちなみに賭け金のことをWager(ウェイジャー)と呼ぶ。
ポーカー (Poker) 本来は5枚のカードの組合せで手役を競うゲームであったが、今日では様々なバリエーションのポーカーが開発され、カードの枚数や交換の有無、手役の強さのランキングに違いが見られる。
ホール・カード (Hole Card) 裏向きに配られたカードを指す言葉で、ブラックジャックのゲーム中で伏せて配られるディーラーの2枚目の札をこう呼ぶ。 ⇔アップ・カード
ホスト (Host) カジノで高額のゲームをプレイする顧客には、カジノ内で専属の担当者が付き、ホテル客室や食事の手配から各種サービスなどを提供している。ホストとはその担当者のこと。
ボックス (Box) ブラックジャックなど、賭け金を置いた位置にカードが配られるゲームで、最初に賭け金を置くことのできる枠を指す言葉。「ベッティング・ボックス」などとも呼ばれる。
マーカー (Marker) マーク(印)をするための物であり、ゲームによって、さまざまなマーカーが用いられる。分かりやすい例でいえば、ルーレットの当選番号を示すマーカーなどが挙げられる。
マーキング (Marking) 自分だけが分かる傷や印をカードに付けることで、伏せられたカードの中身を知るというイカサマの一種。 ⇒チーティング
マーチンゲール法 (Martingale System) 勝率5割のゲームにおいて、賭け金を失った際、次回に賭ける金額を2倍にすることで、前回の負け分も取り返そうとする作戦。 ⇒パーレイ法
マキシマム・ベット (Maximum Bet) 各ゲームテーブルに設定されている、一回に賭けられる賭け金の最高額。    ⇒ミニマム・ベット
ミニ・バカラ (Mini Baccarat) アメリカン・バカラとも呼ばれ、バンカー役を引き受ける参加者でなくても、バンカー・サイドに賭ける事ができるスタイルのバカラ。引き分けに対する賭けも行うことができる。
ミニマム・ベット (Minimum Bet) 各ゲームテーブルに設定されている、一回に賭けなくてはならない賭け金の最低額。 ⇒マキシマム・ベット
ライブ・ポーカー (Live Poker) 多数存在するポーカーのゲーム種類の中でも、ディーラーとは勝負せず、各プレイヤー同士で対戦するタイプのポーカーを特別にこう呼ぶ。
リール (Reel) スロットマシンで各種シンボルがプリントされている回転部分の名称。一般的には3〜5リールで構成されたマシンが多い。
リターン (Return) 確率上、本来受け取るべき配当の割合から、ハウス側によって控除される、控除率を除いた払戻率のこと。リターンの値が高いほど、プレイヤーにとって有利な賭けと見なせる。
リフル (Riffle) シャッフルの一種で、左右の手にカードを持ち、親指でパラパラと交互にカードを落として混ぜ合わせる方法。 ⇒シャッフル
ルーレット (Roulette) ディーラーがウィールと呼ばれる数字盤の中にボールを投げ入れ、そのボールが落ちる番号を予測して賭ける、フランス発祥のゲーム。 ⇒ウィール
レイアウト (Layout) 各ゲームのテーブル上に張られたフェルト地に、賭け枠や倍率などがプリントされたもの。
レット・イット・ライド (Let It Ride) ポーカーをアレンジしたゲームの一種で、各プレイヤーにそれぞれ3枚の札が配られたあと、4, 5枚目のカードをコミュニティ・カードとして用い、手役に応じた配当が得られる。 ⇒コミュニティ・カード
ワイルド・カード (Wild Card) スロットマシンやビデオポーカーなどで、他のシンボルやカードの代用として用いることのできるもの。いわゆるオールマイティ。


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